研究生活の備忘録です。http://satcy.ninja-web.net


by stakahashi17

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

カテゴリ

全体
論文紹介
研究状況
イベント
所感
未分類

以前の記事

2018年 12月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 10月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2016年 09月
2016年 03月
2016年 02月
2015年 11月
2015年 09月
2015年 06月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2010年 11月
2010年 10月

フォロー中のブログ

Life is Beau...

メモ帳

最新のトラックバック

venuscozy.com
from venuscozy.com
http://while..
from http://whileli..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..

ライフログ

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

最新の記事

ピックアップ論文11月-12月
at 2018-12-31 07:08
クリスマスは発熱とチキンスー..
at 2018-12-31 03:14
あっという間に11月
at 2018-10-31 07:44
キーワードは、希ガス、オゾン..
at 2018-09-11 07:07
BBCニュース
at 2018-09-10 07:40

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

科学

画像一覧

ピックアップ論文11月-12月

Penn, A.J.L., Deutsch, C., Payne, J.L., Sperling, E.A., n.d. Title : Temperature-dependent hypoxia explains biogeography and severity of end-Permian marine mass extinction. doi:10.1126/science.aat1327

+10℃程度と見積もられるペルム紀三畳紀境界時期の海水温の上昇が、生物絶滅の要因になりうるかどうかをモデル計算により再現したところ、現状の化石記録の半分程度は説明が説明できそうという論文。主要な海生生物の温度と酸素による耐性を数値にし、その生物が生存できるかどうかを作図し、その分布(各、緯度、深度)を化石記録(まだまだ散点的かな)と比較し、5割は説明がつくとしている。

Song, H., Wignall, P.B., Dunhill, A.M., 2018. Decoupled taxonomic and ecological recoveries from the Permo-Triassic extinction. Sci. Adv. 1–7. doi:10.1126/sciadv.aat5091
武漢地質大とリーズ大学との共同研究。Paleobiologyデータベースを用いて三畳紀の海生生物の化石多様性を分類した結果、大量絶滅後に前期三畳紀のネクトン生物が顕著に優位になることが明示された。この傾向については7−8年前から、化石産出のレビューから述べられていたが、データベースからより定量的に示したからスゴイということなのだろうか。今回のデータのまとめをみると、Carnian-pluvial event の絶滅規模は小さく見える。


Black, B.A., Neely, R.R., Lamarque, J.-F., Elkins-Tanton, L.T., Kiehl, J.T., Shields, C.A., Mills, M.J., Bardeen, C., 2018. Systemic swings in end-Permian climate from Siberian Traps carbon and sulfur outgassing. Nat. Geosci. 11, 949–954. doi:10.1038/s41561-018-0261-y
CESM1(Community Earth System Model)という3次元モデルに、シベリア玄武岩の噴出を想定したSO2,CO2ガスの放出を計算し、硫黄が成層圏(12-14km)まで到達した場合の寒冷化の効果(1.5〜3℃)、炭素ガスによる温暖化の効果(8〜10℃)を再現した。硫黄による効果は10-200年続けた放出後直ちになくなるが、炭素ガスによる効果は計算がなされた4500年間以上続いている。温暖化によって、長期的には溶存酸素の減少、降水量増加による風化物質の増加と言ったこれまで地質記録や地球化学指標で報告されてきた環境変化が現れる。短期的な硫黄ガスの効果は、その間に、海水の循環強化、陸乾燥域の増加時期を出現させる。
このような、短い時間ではあるが急速な環境条件の変化は、適応に時間を要する生物にとっては悪影響があったかもしれない。

Cui, Y., 2018. Climate swings in extinction. Nat. Geosci. 11, 889–890. doi:10.1038/s41561-018-0264-8
上記の論文の解説記事


Martindale, R.C., Foster, W.J., Velledits, F., 2019. The survival, recovery, and diversification of metazoan reef ecosystems following the end-Permian mass extinction event. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 513, 100–115. doi:10.1016/J.PALAEO.2017.08.014


Li, M., Song, H., Algeo, T.J., Wignall, P.B., Dai, X., Woods, A.D., 2018. A dolomitization event at the oceanic chemocline during the Permian-Triassic transition. Geology. doi:10.1130/G45479.1


Fujisaki, W., Matsui, Y., Asanuma, H., Sawaki, Y., Suzuki, K., Maruyama, S., 2018. Global perturbations of carbon cycle during the Triassic – Jurassic transition recorded in the mid-Panthalassa. Earth Planet. Sci. Lett. 500, 105–116. doi:10.1016/j.epsl.2018.07.026

Fujisaki, W., Sawaki, Y., Matsui, Y., Yamamoto, S., Isozaki, Y., 2019. Redox condition and nitrogen cycle in the Permian deep mid-ocean : A possible contrast between Panthalassa and Tethys. Glob. Planet. Change 172, 179–199. doi:10.1016/j.gloplacha.2018.09.015


Li, M., Huang, C., Hinnov, L., Chen, W., Ogg, J., Tian, W., 2018. Astrochronology of the Anisian stage (Middle Triassic) at the Guandao reference section, South China. Earth Planet. Sci. Lett. 482, 591–606. doi:10.1016/j.epsl.2017.11.042

Xiao, Y., Wu, K., Tian, L., Benton, M.J., Du, Y., Yang, H., Tong, J., 2018. Framboidal pyrite evidence for persistent low oxygen levels in shallow-marine facies of the Nanpanjiang Basin during the Permian-Triassic transition. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol.

Wang, X., Cawood, P.A., Zhao, H., Zhao, L., Grasby, S.E., Chen, Z.-Q., Wignall, P.B., Lv, Z., Han, C., 2018. Mercury anomalies across the end Permian mass extinction in South China from shallow and deep water depositional environments. Earth Planet. Sci. Lett. 496, 159–167. doi:10.1016/J.EPSL.2018.05.044

Lenton, T.M., Daines, S.J., Mills, B.J.W., 2018. COPSE reloaded: An improved model of biogeochemical cycling over Phanerozoic time. Earth-Science Rev. 178, 1–28. doi:10.1016/J.EARSCIREV.2017.12.004
Paytan, A., Mclaughlin, K., 2007. The Oceanic Phosphorus Cycle. doi:10.1021/cr0503613
リーズ大での研究集会に参加して、要チェックと思い、ダウンロード。リン循環の定量的循環システム、そのモデル化について

Huang, J., Hu, S., Zhang, Q., Donoghue, P.C.J., Benton, M.J., Zhou, C., Martínez-Pérez, C., Wen, W., Xie, T., Chen, Z.-Q., Luo, M., Yao, H., Zhang, K., 2018. Gondolelloid multielement conodont apparatus (Nicoraella) from the Middle Triassic of Yunnan Province, southwestern China. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 1–14.
南中国の中期三畳系より、Nicorellaのコノドント器官がくっついたままClusterとして産した。Early Triassic にコノドント器官のElement数が減るor減らないの議論があったが、この属種はMiddle Triassic では15element が認定できるようだ。

Soft-tissue evidence for homeothermy and crypsis in a Jurassic ichthyosaur, Johan Lindgren et al., Nature
ジュラ紀のイクチオザウルス類の良質な標本から皮膚や、軟組織(insulating blubber 脂肪の袋)の痕跡がみつかったそう。最初、blubber とbladderを勘違いして読んでいた。。

Purnell, M.A., Donoghue, P.J.C., Gabbott, S.E., McNamara, M.E., Murdock, D.J.E., Sansom, R.S., 2018. Experimental analysis of soft-tissue fossilization: opening the black box. Palaeontology 61, 317–323. doi:10.1111/pala.12360
化石鉱脈Lagerstättenから有機物からなる化石生物の軟組織が何らかの無機物質に置換されて化石化することがあるが、そのような現象の現状の理解、化石化現象の再現実験のレビューをまとめた論文。

Zapalski, M.K., Clarkson, E.N.K., 2015. Enigmatic Fossils from the Lower Carboniferous Shrimp Bed, Granton, Scotland. PLoS One 10, e0144220. doi:10.1371/journal.pone.0144220
上の論文から脱線して眺めた論文。エジンバラの石炭系から産したコノドントの軟組織をはじめとした良質な海生生物の化石の記載が載っている。

Mcnamara, M.E., Van Dongen, B.E., Lockyer, N.P., Bull, I.D., Orr, P.J., 2016. FOSSILIZATION OF MELANOSOMES VIA SULFURIZATION as fossil melanosomes based on details of their arrangement, location, precise context. Palaeontology 59, 337–350. doi:10.1111/pala.12238
さらに、脱線。軟組織の化石部分の点分析をガスクロマトグラフで行う研究が進んでいる。色素の痕跡などが検出可能らしい。最近、始祖鳥の羽が黒かった等の論文もありましたね。

John, C.M., Khan, S.B., 2018. Mental health in the field. Nat. Geosci. 11, 618–620. doi:10.1038/s41561-018-0219-0
野外調査を計画すると直前はいつもそわそわしてしまうのだが、そんな過程で鍛えられるスキル、気をつけなければならないリスクについて述べられている。結局は、序盤に書いてあるとおり、できる限り入念に準備をすることにこしたことはないでしょう。

地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来 (ブルーバックス) 新書、 横山 祐典
柏キャンパスの横山さんの著作、各地球史の重大イベントに焦点を当て、自分の経験や周囲の研究者(主に東大)に基づいて、物質循環等の解説を分かりやすく展開している。タイトルは”地球46億年”だけど、暗い太陽のパラドックス、スノーボールアースを解説した後、話は一気に白亜紀OAEまで飛ぶ。

フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体 (ブルーバックス)、藤岡 換太郎
序盤のフォッサマグナの語源の誤記は今後の版で修正する必要はあるだろうが、図を多用して日本列島の生い立ちや、日本における地質学の発展を支えた人物のレビューは、とても読み応えがある。学部時代、こういう解説はなかったと思うので(授業をまじめに受けていなかった?)とてもためになる。

須藤斎
やさしい言葉で、陸ー海環境の物質収支、微化石珪藻を中心とした生態系の応答を解説し、新生代の環境と生物の共進化について解説している。

Brief Answers to the Big Questions: the final book from Stephen Hawking
まだまだ読みかけ。つまみ食いしはじめた洋書のなかでは字が大きくて一文一文が短くてなんとかなりそうな予感。今年なくなったHawking博士の話を10のトピック(ブラックホールの中はどうなっているか? 人間は地球外に移住できるか?等)に分けて紹介されている。

# by stakahashi17 | 2018-12-31 07:08 | 論文紹介

クリスマスは発熱とチキンスープの思い出

あっという間に12月。。。も終わろうとしています。

日本の時から続けて作成してきた論文原稿をやっと投稿。(再投稿1本は間もなくアクセプトをもらいました。よかった、よかった。。)
期限内にまとめ終わらなかった原稿もあり、これは定期的に肉付けしつつ、完成を目指すつもりです・・。

12月上旬には、セミナーで発表させて頂きました。英語とジョークがあまりにもグダグダだったのにかかわらず、データのまとめと質疑からなんとなく次の研究のきっかけをつかんだような気もしていています。

新たに分析前処理をはじめ、教わった実験ノートのとおりになんとか前処理完了。
装置が不調のため、結果が分かるのは来年です。

空き時間には薄片を作成し、リーズ大式岩石薄片作成法に師事。
デジタル厚み測定機を使って確認しながら2次切断後の片減りを修正していくとキレイに出来上がるそうです。
”アラルダイト”が世界共通語だということに少々驚き、また”Hey ジャニーズ、GrindingとPolishing は違う意味なんだぞ”と教わりました。薄片技官のおじさんは、私の中で勝手に師匠: Masterと呼んでいます。
(そういえば、最近日本ではアラルダイト接着剤は販売停止になってしまったそうですね。というか、こちらでは、アラルダイトはチップの接着には使っていないそうです。)

12月は、毎週何かしらのクリスマス・忘年会のような行事が続き(昼間からワインが出る)、
最終週からholiday となりました。 学内の主要箇所の電気が落とされ、来年2日までシャットダウンだそうです。

さて、やっと一段落と思ったら、日曜日から喉が痛い、咳が止まらない、熱が出る、、なんと体調を崩してしまいました。
今までなら、一晩寝ればすぐ治ったのに、全然治らないし、咳が辛くて眠れない。。。結局、クリスマスイブ、クリスマス、ボクシングデイ(格闘技ではなく、ギフトBOXに由来するそうです)を寝て過ごしてしまいました。”毎週飲み歩いているからでしょうがっ”っとからかわれつつ、クリスマスターキーの骨をコトコト煮込んだスープをごちそうになり、なんとか回復の兆しを迎えています。初のイギリスでのクリスマスは、ターキースープとはちみつレモネードの思い出となりました。

来月は、学会も控えていますし、体調管理に気をつけなければと思います。

みなさま、よいお年をお迎えください。
e0208576_03130801.png


# by stakahashi17 | 2018-12-31 03:14 | 所感

あっという間に11月

いつの間にやら10月も終わろうとしています。

10月は分析もしましたが、毎日日本語で科研費を書くという日々になりました。
共同のPD部屋に机があるのですが、ひとり黙々と何やら東洋の文字を打ち込み続ける東洋人が、書いては消してを繰り返し、図を描いていました。
「それ、ググった写真を貼っちゃだめなの?」と聞かれましたが、そういう訳にはいかないんですよね・・。

生活時間のコントロールがどうもうまくいかなくなってしまいました。
日本の研究者と連絡を取ろうとすると、深夜ー早朝になってしまうし、夜遅くまでパソコンをいじっていると眠れなくなるし、、、、体調が悪くなると、規則正しい生活が大事なことを実感します。

部屋のほかの皆さんもパソコンに向かってそれぞれ論文を仕上げたり、授業のスライドを準備したりしていて、たまに辛そうにしている人もいます。

”欧米には肩こりはない”というような話はおそらくデマで、
イギリス人も、アイルランド人も、中国人もみんな肩こりになるようです。
そんな時は適度な運動が必要ですね。
e0208576_07441929.jpg


# by stakahashi17 | 2018-10-31 07:44 | 所感

キーワードは、希ガス、オゾン層、亀、昆虫。

Lyu, Z., Orchard, M. J., Chen, Z.-Q., Zhao, L., Zhang, L., & Zhang, X. (2018). A Taxonomic Re-Assessment of the Novispathodus waageni Group and Its Role in Defining the Base of the Olenekian (Lower Triassic). Journal of Earth Science, 29(4), 824–836. https://doi.org/10.1007/s12583-018-0795-3
三畳紀前期のインデュアンーオレネキアンの境界を決めるのに重要なNovispathodus waageniの分け方を、縦横比、Denticleの数、BasalCabityのめくれ具合の角度を計測して 定量的に検討した論文。基となる化石標本は、この境界の模式地候補WestPindinshanを含む中国の石灰岩セクション。 Ns waageni のグループはいくつかの亜種に分類されてきたが、中でも年代決定によく用いられるNs eowaageni とNs waageniはBasalcavity 付近のめくれ方の角度で分けるとうまくいくらしい。

Broadley, M. W., Barry, P. H., Ballentine, C. J., Taylor, L. A., & Burgess, R. (2018). End-Permian extinction amplified by plume-induced release of recycled lithospheric volatiles. Nature Geoscience, 11(9), 682–687. https://doi.org/10.1038/s41561-018-0215-4

シベリア洪水玄武岩の分布域から、大量絶滅のおきた2億5千万年前の大規模噴火よりも以前の捕獲岩と、その後の年代を示す捕獲岩のハロゲン元素(Cl、Br、I)を測定し、大量絶滅時に起きた大噴火で多くの希ガスが噴出したという仮説を検証した論文。2.5億年前以前の捕獲岩にはより多くの希ガス元素が含まれており(He同位体比から海洋プレート・堆積物の沈み込み由来によると推定)、これらを巻き込んで噴出したシベリア洪水玄武岩の活動は、ピナツボ火山の噴火が300年以上続くような規模で、元素を放出し、大気オゾン層を破壊したのではないかと主張している。


Kump, L. R. (n.d.). Prolonged Late Permian-Early Triassic hyperthermal: failure of climate regulation? https://doi.org/10.1098/rsta.2017.0078

Royal Societyの特集で出た総説。炭素ガス放出が顕著だったと思われる、ペルム紀末事変と、PETM(Paleocene-Eocene Thermal Maximum;暁新世−始新世境界の温暖化)で、炭素同位体比の挙動は似ているのに、温暖化やその後の回復にかかる時間が異なるのはなぜか考察している。ペルム紀ー三畳紀境界のイベントの方が回復に時間がかかるのは、大陸が集合していたこと、地殻変動による隆起量が比較的少なく、当時の乾燥化した気候を背景に発達した大陸の風化が、表層の風化しやすいレゴリス部分を使い果たしてしまったのではないかと仮説を挙げている。
下のリチウム同位体比の分析論文と合わせて読むとよいらしい。

Sun, H., Xiao, Y., Gao, Y., Zhang, G., Casey, J. F., & Shen, Y. (2018). Rapid enhancement of chemical weathering recorded by extremely light seawater lithium isotopes at the Permian–Triassic boundary. Proceedings of the National Academy of Sciences, 201711862. https://doi.org/10.1073/pnas.1711862115

同じくRoyalSocietyの総説。PTr境界の大量絶滅時の温暖化や貧酸素化のストレスが、動物にどのような負の影響を与えうるか論じている。

Li, C., Fraser, N. C., Rieppel, O., & Wu, X.-C. (2018). A Triassic stem turtle with an edentulous beak. Nature, 560(7719), 476–479. https://doi.org/10.1038/s41586-018-0419-1

三畳紀の最古の亀の祖先化石が見つかったそうです。歯がなくて、甲羅があり、もうただのトカゲとは異なる特徴を備えていると。

Zheng, D., Chang, S.-C., Wang, H., Fang, Y., Wang, J., Feng, C., … Wang, B. (2018). Middle-Late Triassic insect radiation revealed by diverse fossils and isotopic ages from China. Science Advances, 4(9), eaat1380. https://doi.org/10.1126/sciadv.aat1380
北中国の陸生層からたくさんの昆虫(水虫、甲虫、オケラ)がみつかった模様。年代の根拠は、ジルコンのU-Pb年代で、中期三畳紀Ladinianと後期三畳紀Carnianに及ぶ。

# by stakahashi17 | 2018-09-11 07:07 | 論文紹介

BBCニュース

早いもので、移って来て3週間になったみたいです。

衣食住共に快適に過ごしています。
問題といったら週末の飲み会で、英国人のビールのペースにビックリしていることでしょうか。

バスで毎日大学に通っています。
朝でも夕方でもバスに乗っている間は、席に余裕があってきちんと座って過ごせるのが東京との大きな違いです。決まった時間に、余裕を持ってニュース記事に目を通したり、文献をチェックしたりできるのは何とも有意義な時間です。

日本で起きている出来事は、こちらの放送でもトップニュースにあがっていました。
史上最大の台風や、北海道での地震、どうしてこんなに大きな天災が続くのかと思っています。
 被害の写真や映像を見るだけでも大変さが見てとれるのでしょうが、
 今回はちょうど札幌で地質学会が開催されていたので、地震発生時に札幌にいた地質学研究者が多く、台風ー地震と引き続いた災害の過程が様々な情報源を通じて生々しく伝わって来ました。
 見守ることしか出来ていませんが(というか何も出来ていませんが)、早い復興と安全を祈ります。


# by stakahashi17 | 2018-09-10 07:40