研究生活の備忘録です。http://satcy.ninja-web.net


by stakahashi17

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
論文紹介
研究状況
イベント
所感
未分類

以前の記事

2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2016年 09月
2016年 03月
2016年 02月
2015年 11月
2015年 09月
2015年 06月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2010年 11月
2010年 10月

フォロー中のブログ

Life is Beau...

メモ帳

最新のトラックバック

venuscozy.com
from venuscozy.com
http://while..
from http://whileli..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..

ライフログ

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

最新の記事

研究費必勝法は申請し続けるこ..
at 2017-08-21 22:05
あついぜ清澄実習
at 2017-08-09 16:16
Youは何しに大曲へ?
at 2017-07-25 11:49
安家森セクション、国際巡検デ..
at 2017-07-06 14:57
晴れ男確定でお願いします.
at 2017-06-06 22:43

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

科学

画像一覧

<   2016年 09月 ( 1 )   > この月の画像一覧

三畳紀系の論文8-9月

Koike, T. (2016). Multielement conodont apparatuses of the Ellisonidae from, 20(3), 161–175. http://doi.org/10.2517/2016PR007

Grasby, S. E., Beauchamp, B., & Knies, J. (2016). Early Triassic productivity crises delayed recovery from world ’ s worst mass extinction. Geology, 44(9), 779–782.
 カナダのSversrup Basinのペルム紀から前期三畳紀全体の層序から元素組成と窒素同位体比のデータを報告した論文。データを小出しにしている感はあります(人のこと言えないか)。 CuやNi等の元素が前期三畳紀の還元的堆積物中で濃度が低いまま推移するため、この当時の海水からこれらの必須元素が少なくなり窒素等一次生産の活動に影響を与えていたのではないかと主張している。

Clarkson, M. O., Wood, R. A., Poulton, S. W., Richoz, S., Newton, R., & Kasemann, S. A. (2016). Dynamic anoxic-ferruginous conditions during the end-Permian mass extinction and recovery. Nature Communications, 7, 1–9. http://doi.org/10.1038/ncomms12236

 アラビアのペルム紀から前期三畳紀全体を含む層序を堆積深度の異なるセクションを並べて、酸化還元環境変動の広がりを深度横断で明らかにした論文。硫黄と鉄の組成に着目し、前期三畳紀の海域では、溶存鉄イオンが海水中に多くなる”Ferrugenous環境”も発達していた可能性があるとしている。


Jonathan L. Payne, Andrew M. Bush, Noel A. Heim, Matthew L. Knope, Douglas J. McCauley, Ecological selectivity of the emerging mass extinction in the oceans , Science 16 Sep 2016: Vol. 353, Issue 6305, pp. 1284-1286
DOI: 10.1126/science.aaf2416
およそ2500の属の海洋生脊椎動物と軟体動物のデータベスースを使って、過去の絶滅イベントと現代の海生の動物の 絶滅の危険性と生態系の特徴を比較した。その結果、現代の海洋では大きな体サイズの動物が絶滅の危険性が高く、一方で過去の絶滅ではむしろ体サイズが小さい生物が絶滅している。過去の絶滅イベントにおいて、遠洋域の動物は、底生生物よりも絶滅の影響が大きいが、現代の海洋ではそのような違いはみられない。 体サイズの大きい動物の生態系への影響は、これからの将来に起こりえる大量絶滅イベントを予想する情報となり得る。

現代地球環境の絶滅は、体サイズの大きいものが減り、地球史の大量絶滅イベントとは絶滅の選択性が異なるように見える。この先、どちらの方向に進むのか・・・。
e0208576_14588.png
[PR]
by stakahashi17 | 2016-09-18 19:29 | 論文紹介