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<   2012年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

人間1人、鶏4羽。

ニュージーランド生活も1ヶ月が経とうとしています。 GNS、NICスタッフに助けられながら研究を進めています。

Lower Hutt滞在中は、GNSの共同研究者Karyne Rogers さん宅にお世話になっているのですが、今週から家族でフランスに出かけてしまったので、一人+ニワトリ4羽で生活しています。

朝晩ニワトリにエサをあげて鶏小屋から卵を集めるのが日々の日課です。早起きは実に健康的ですね。そして,新鮮な卵も食べられるし。毎日何か卵料理を考えるのも楽しみでもあります。


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先ほどKaryneのお母さんPamさん(NICのtechnishan で同位体比測定試料をスズ箔で包むのがとっても速い神業の持ち主)から電話がかかってきました。

「明日からDaylight savingが終わるから時計を1時間遅らせておくように」とのこと、

 緯度の高いニュージーランドでは、夏は日没が遅く日中の時間を有効に使うために1時間時計を早めているんです。

 明日は1時間多いわけですね。得をしたのだろうか・・。

 明日から4月、来年度も実りの多い一年を送れるように日々取り組んでいきたいと思います。
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by stakahashi17 | 2012-03-31 17:34 | 所感

岩石絶賛粉砕中。

ニュージーランドにやってきて3週間が経ちました。

北島で採取したサンプルを使って研究を始めています。来週には同位体比の1回目のテスト分析の結果が出ます。さて、どう出るか・

いま、研究をしているのは、海が見える研究所、National Isotope centre 通称NICです。
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ここにはGNS Scienceの地球化学分析の装置が集まっています。花粉研究や、各安定同位体比を用いた現代地球環境の研究や、炭素14年代を測る加速器も置いてありました。建物奥には南極アイスコアの研究所もあります。

早速、岩石試料を細かく砕き、コノドント探しの作業と、安定炭素同位体比分析用の粉末試料を作り始めました。下の写真の顕微鏡を借りてコノドントを岩石薄離表面から探しています。

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使いやすくて驚いているのは、これ、岩石をタングステンカーバイドの板で挟み込んで粗砕きするマシン、

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今まで鉄鉢で長い時間かけて砕いていた硬い岩石が、数十秒で砕けてしまいます。あとは、タングステンの振動ミルで1分回転させれば粉砕作業はおしまいです。私が、学生時代に手動で砕いていたのよりも圧倒的な早さ。これ日本でも手に入らないかな・・

 金曜日のランチタイムには、私のこれまでの研究成果と、NZでの研究計画について発表させてもらいました。ランチやティータイムに話をしたことのある研究者の方が、関連分野でもないのにかかわらず聞きに来てくれて嬉しかったです。

 そうです、掘削船乗船者のブログなどで聞いてはいたのですが、欧米の研究所は、モーニングティーとランチタイムとアフタヌーンティーがあるんですね。居候しているところの旦那様には、「そんなんで、Scientistsはいつ働いているんだっ?」と笑われますが・・・。 ティータイムの時間に食堂に行くと、みんなが集まってお話しをしています。思い切って話題をつくって話に入っていこうと挑戦していますが、幸い何人かの方に名前を覚えてもらって話を聞いてもらっています。

 研究はひとりでできるものではなく、多くの研究者・技術者の方々にこちらの装置の使用方法を教えてもらって助けてもらっています。「tolearance を point 5 に抑える」「1mol に調整・・」とかなかなか言葉が出てきません、相手が言い直してくれた表現を聞いて「ああ、こう言うのか」と勉強になっています。いろいろ、四苦八苦しながらコミニケーションをこころみています。

 来週からデータの量産体制に入りたいと思います。
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by stakahashi17 | 2012-03-24 16:58 | 研究状況

ニュージーランド地質調査

ニュージーランド北島の調査を終え、首都ウェリントンより北に位置するLower Hutt にやってきました。
これから、Lower Huttにある研究所GNSscienceにvisiting scientist として滞在し、採取した岩石試料をもとに研究活動を行っていきます。

さて、ここまでの地質調査の様子を少し紹介します。

 写真は、最初の調査場所で撮った集合写真です。
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 日本から参加したメンバーは、左から、竹村厚司教授(兵庫教育大)私のコノドント師匠、山北聡准教授(宮崎大)、私高橋、相田吉昭教授(宇都宮大)田村隼人さん(宇都宮大)です。
 相田先生、竹村先生、山北先生をはじめとした日本人微化石研究者によるニュージーランドの地質調査は20年以上続いており、私が調査に参加するのはこれで6回目になります。

 まず、はじめに地質調査を行ったのはオークランドの東に位置するMotutapu 島です。4日分の食料と寝袋を準備して、WaterTaxi を利用して島に上陸しました。

 初日は、先行研究の地質図データをもとに島の岩相分布を確かめました。写真は、海洋プレート層序の上部をなす砂岩の露頭です。こちらでは、Grey Wacke と呼ばれています。
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 次の日からは、昨年より本格的に研究を始めたAdministration Bay に露出する三畳紀チャート連続露頭の調査を行いました。地層分布・地質構造のマッピンッグ、示準化石探し、微化石・地球化学分析サンプルの採取を皆で協力して行います。結果、いくつか興味深い結果が得られてきましたので、今後データを整理して発表していきたいと思っています。
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 モツタプ島の調査のあとは、車でオークランドを約250km北上し、Whangaroa Harbourに移動しました。Harbourの沖には、ペルム紀ー三畳紀のチャートからなる小さな島、アローロックスがあります。この島には世界的に希少な、南半球中緯度の深海底で堆積したペルム紀/三畳紀境界層が存在しています。

 竹村先生が懇意にしている漁船をチャーターして、毎日島に上陸して調査を行います。
 条件の良い露頭が観察できるのは、潮が引いたわずかな時間のみ、ここでも皆で協力して地質データをまとめ、サンプルを採取しました。
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たくさんの岩石サンプルを日本に発送する手続きを済ませ(私のサンプルはLower Huttへ)、
調査隊は14日に解散しました。

 持ち帰ったサンプルから、微化石年代、当時の生物の進化、当時の海洋環境ようす・・などなど、様々な課題の解明を目指していきます。
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by stakahashi17 | 2012-03-18 08:09 | 研究状況