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Dinosaur Body Temperatures Determined from Isotopic (13C-18O) Ordering in Fossil Biominerals
Robert A. Eagle et al., Science

ジュラ紀の竜脚類の歯の化石を同位体比分析し、炭素ー酸素同位対比を組み合わせた温度指標を計算すると、恐竜の体温は36-38度くらいに推定できるそうです。我々と同じくらいの体温ですね。

Atmospheric Carbon Injection Linked to End-Triassic Mass Extinction
Micha Ruhl et al., Science
三畳紀ジュラ紀境界 (約2億年前)の大量絶滅時にも炭素同位体比の減少イベントがあったことが知られているが,この研究では,陸上植物由来とされる長鎖のn-Alkaneごとに炭素同位体比変動を計測している. 最大8.5パーミルの大きな同位体変動を短期間で起きたことを説明するにはメタンハイドレートの溶解の寄与を考えると都合がよいらしい.

Projecting Coral Reef Futures Under Global Warming and Ocean Acidification
Pandolfi etal.,

 地球温暖化、海洋の酸性化にともなう珊瑚造礁生物の減少と回復、そして未来についてレビューをまとめている。
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by stakahashi17 | 2011-07-25 00:50 | 論文紹介

ICCP2011 at Perth

2011年7月3日ー9日、ICCP: International conference of Carboniferous to Permian が西オーストラリア Perthで行われました。
この学会では、石炭紀ーペルム紀の時代を研究する研究者・学生が集まり、成果を発表し合いました。
 
いくつかトピックを紹介しておきます。

1. 石炭紀ーペルム紀の研究
 石炭紀ーペルム紀の時代には氷室期があり、現在に類似した地球環境のシステムがあったと考えられこの時代を研究することは有意義である。
 石炭紀ーペルム紀の植物進化は顕著であり、この環境背景も面白そう。特に石炭紀Pensylvania期
 カナダ・中国の研究者グループが、詳細な化石年代層序の確立に向けてロシアのセクションで研究が進めている。 カナダ C. Hendersonの講演が時折ユーモアが混じって面白かった。

2.ペルム紀末大量絶滅の研究の新知見
 主目的はこれに関する情報収集と、自分の研究の発表とそれをうけての議論をすること。
 私の発表は、深海相のペルム紀ー三畳紀の微量元素の変動がテーマでした。あとでアメリカの先生に鉛Leadの発音は『れーっど』だと、指摘されました・・・。でも、辞書で発音を調べ直したら「りーっど」なんだけどなぁ??
コノドントの化学組成の研究 
炭素・酸素同位体比を組み合わせた同位体比指標(Δ47)をもちいて古水温変動を復元する研究が進められている。しかし、値の変化がコノドントの種によって復元水温にして数度も異なるため、コノドントが環境変化に従って温度躍層を超えて泳いだのではないかと説明されていた。古水温変動の指標にするにはネクトンではやや難ありということか。

南中国の浅海相において、前期三畳紀から中期三畳紀までの硫酸塩硫黄同位体比の測定が行われていた。Smithian -Anisianの間で値が5パーミル減少するらしい。同位体比変動の速度を堆積速度から計算すると、前期三畳紀では早く中期三畳紀では遅いらしい、大気・海洋の酸素の消費に影響した変化か?

近年、ペルム紀末の大量絶滅後、大陸からの砕屑物供給が増えたという論文が出されているが、このような海洋への泥の供給が珊瑚の絶滅・回復の遅れに寄与したのではないかという考えが出されていた。

3.ペルム紀中期の絶滅事変の研究の進展
 オーメイシャン玄武岩の活動時期を放射年代で精密に調べ、ペルム紀中期グアダルピアンーローピンジアン境界の絶滅との同時性を議論していた。結論としては玄武岩の活動時期の方が先行するらしい。また、この時期に活動した玄武岩はタリム盆地にもあるらしい。烏田君に採ってきてもらおう。


次のICCPは4年後ロシアで開催されるそうです。

石炭紀ーペルム紀の層序研究が行われていることもあり、行ってみたいです。

 
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by stakahashi17 | 2011-07-25 00:41 | イベント

Geology誌

Recovery tempo and pattern of marine ecosystems after the end-Permian mass extinction
Song et al., Geology 39, 739-742.

ペルム紀末の大量絶滅後の環境回復のパタ−ンについて議論したもの
南中国の微化石の多様性を検討したところ、海底での回復はSmithianの初期に起こり、より浅い海での造礁生物の回復は400万年遅れたAnisian期に起きることが明らかになった。また、大きな絶滅イベントはSmithianの後期に起きたことが遠洋の化石記録から読み取れる。結論は、東テチス海浅海域の大量絶滅後の生命環境の回復は、遠洋よりも早く訪れるということらしい。
 Smithian-Spathianは、これから面白い研究課題になりそうです。
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by stakahashi17 | 2011-07-20 05:12 | 論文紹介

Perth ICCP2011

学会参加のため、オーストラリア、パースに来ています。

思ったより寒いです。

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by stakahashi17 | 2011-07-08 11:45 | イベント