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安家森セクション、国際巡検デ..
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晴れ男確定でお願いします.
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三畳紀系の論文8-9月
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安家森セクション、国際巡検デビュー。

IGCP 630 シンポジウムに行ってきました。

IGCPとはInternational Geoscience Programme 地質科学国際研究計画の略称で、

ユネスコに申請し、採択されたプロジェクトは通常5年間研究集会やワークショップの予算が与えられ、国際グループの情報交換や交流が進んでいきます。

IGCP630のテーマは、 "Permian-Triassic climatic & environmental extremes and biotic responses” ペルム紀ー三畳紀の気候や環境と生物の応答に関しての研究プログラムです。
前回のIGCP572 Permian-Triassic ecosystemに引き続いて連続で採択されています。 これを率いているZQ Chenさんの貢献はすばらしいです。


 今回のシンポジウムは日本の仙台で行われました。
 中国、カナダ、アメリカ、イギリス、オーストラリア、インド、イスラエル、イタリア、ドイツ、etc..様々な国から仙台の東北大学に集いました。


今回の3日間のシンポジウムでは、各国の古生代ー中生代の研究成果が報告され、活発な議論がなされました。
また、国内や東北大学の先生方を中心に、より古い地球の生命起源研究から2011年の地震災害まで広く研究の成果が紹介されました。


 シンポジウムの後は巡検です。
 巡検は、最古級の魚竜産地の三畳系、宮城県歌津と、足尾帯が分布する栃木県の葛生、 岩手県の岩泉安家川流域で行われました。


 最初の2つの巡検の様子はほかに譲るとして
 私が担当した安家の巡検の様子を紹介します。

 仙台から盛岡に到着した夜は皆で青楼閣で冷麺を頂きます。
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 翌日、(大きな)観光バスで出発。
 梅雨シーズンにギリギリ入らず、快晴です。

 葛巻 袖山高原を抜けて、
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安家森へ。

 林道を歩きながら古生代−中生代の露頭を見学して回りました。
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師匠がイギリス人を弟子にする図




葛巻のお宿で、外国の方々に”ジャパニーズスタイル”のお風呂の入り方を体験してもらい、(そもそも、みんなで同じ浴槽に入ること自体ダメな方はダメらしい。。字幕版テルマエロマエで予習してもらえばよかったかも。。)
夕食では葛巻ワインを堪能したのち

2日目は再び安家へ出発。

観光バスが林道を通れず、龍泉洞のある岩泉町側をぐるっと迂回しました。

 岩泉町役場に出して頂いたマイクロバスに乗り換え、安家川沿いの道を移動して大鳥へ。

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ここでは、石炭紀から、ペルム紀、三畳紀、ジュラ紀?の深海地層を連続して観察できる希少な場所です。 

参加者一同、年代の証拠であるコノドントを探したり、時代変遷に沿って次第に変わっていく地層の色や岩相を観察します。

 1億年の記録を観察するのには、ぜんぜん時間が足りない!

帰りは、安家の役場支所で休息をとり、岩泉教育長にもご挨拶を頂きました。


岩泉町の協力なしには巡検の実施はありませんでした。大変感謝しています。


安家で昼食をとったのち、バスで盛岡まで戻り、盛岡駅からそれぞれの帰りの目的地へ向けて新幹線に乗りました。


しかし、新幹線の切符って全部表記が日本語なんですね・・。外国語表記がなくて、オリンピックのような外国の方がたくさん来たときは大丈夫なんでしょうか・・?
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# by stakahashi17 | 2017-07-06 14:57 | イベント

晴れ男確定でお願いします.

城ヶ島実習に行ってきました。

毎日晴天で,充実した調査が出来ました。
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構造地質の鍵層もみつけることができましたし、これからの実習のまとめ作業も楽しみです。

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次は,国際シンポジウム,しっかり準備せねば・・・.



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# by stakahashi17 | 2017-06-06 22:43 | イベント

三畳紀系の論文8-9月

Koike, T. (2016). Multielement conodont apparatuses of the Ellisonidae from, 20(3), 161–175. http://doi.org/10.2517/2016PR007

Grasby, S. E., Beauchamp, B., & Knies, J. (2016). Early Triassic productivity crises delayed recovery from world ’ s worst mass extinction. Geology, 44(9), 779–782.
 カナダのSversrup Basinのペルム紀から前期三畳紀全体の層序から元素組成と窒素同位体比のデータを報告した論文。データを小出しにしている感はあります(人のこと言えないか)。 CuやNi等の元素が前期三畳紀の還元的堆積物中で濃度が低いまま推移するため、この当時の海水からこれらの必須元素が少なくなり窒素等一次生産の活動に影響を与えていたのではないかと主張している。

Clarkson, M. O., Wood, R. A., Poulton, S. W., Richoz, S., Newton, R., & Kasemann, S. A. (2016). Dynamic anoxic-ferruginous conditions during the end-Permian mass extinction and recovery. Nature Communications, 7, 1–9. http://doi.org/10.1038/ncomms12236

 アラビアのペルム紀から前期三畳紀全体を含む層序を堆積深度の異なるセクションを並べて、酸化還元環境変動の広がりを深度横断で明らかにした論文。硫黄と鉄の組成に着目し、前期三畳紀の海域では、溶存鉄イオンが海水中に多くなる”Ferrugenous環境”も発達していた可能性があるとしている。


Jonathan L. Payne, Andrew M. Bush, Noel A. Heim, Matthew L. Knope, Douglas J. McCauley, Ecological selectivity of the emerging mass extinction in the oceans , Science 16 Sep 2016: Vol. 353, Issue 6305, pp. 1284-1286
DOI: 10.1126/science.aaf2416
およそ2500の属の海洋生脊椎動物と軟体動物のデータベスースを使って、過去の絶滅イベントと現代の海生の動物の 絶滅の危険性と生態系の特徴を比較した。その結果、現代の海洋では大きな体サイズの動物が絶滅の危険性が高く、一方で過去の絶滅ではむしろ体サイズが小さい生物が絶滅している。過去の絶滅イベントにおいて、遠洋域の動物は、底生生物よりも絶滅の影響が大きいが、現代の海洋ではそのような違いはみられない。 体サイズの大きい動物の生態系への影響は、これからの将来に起こりえる大量絶滅イベントを予想する情報となり得る。

現代地球環境の絶滅は、体サイズの大きいものが減り、地球史の大量絶滅イベントとは絶滅の選択性が異なるように見える。この先、どちらの方向に進むのか・・・。
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# by stakahashi17 | 2016-09-18 19:29 | 論文紹介

論文リスト_2016年_3月

Google Reader→Pulse→Feedlyに論文探し法を移行しています。


Arbour, V.M., Zanno, L.E., Gates, T., 2016. Ankylosaurian dinosaur palaeoenvironmental associations were influenced by extirpation, sea-level fluctuation, and geodispersal. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 449, 289–299.

アンキロサウルスとノドサウルスの産状をまとめて古環境に関連づけた論文.


Bostick, B.C., Fendorf, S., Helz, G.R., 2003. Differential adsorption of molybdate and tetrathiomolybdate on pyrite (FeS2). Environ. Sci. Technol. 37, 285–291.

Moの堆積には硫化水素よりもエレメントSが作用するらしい.

Brenner, L.D., Linsley, B.K., Dunbar, R.B., Wellington, G., 2016. Coral δ18O evidence for Pacific Ocean mediated decadal variability in Panamanian ITCZ rainfall back to the early 1700s. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 449, 385–396.

Chen, D., Guo, Z., Jiang, M., Guo, C., Ding, Y., 2015a. Dynamics of cyclic carbonate deposition and biotic recovery on platforms during the Famennian of Late Devonian in Guangxi, South China: Constraints from high-resolution cycle and sequence stratigraphy. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 448, 245–265.

Chen, J., Shen, S. zhong, Li, X. hua, Xu, Y. gang, Joachimski, M.M., Bowring, S.A., Erwin, D.H., Yuan, D. xun, Chen, B., Zhang, H., Wang, Y., Cao, C. qun, Zheng, Q. feng, Mu, L., 2015b. High-resolution SIMS oxygen isotope analysis on conodont apatite from South China and implications for the end-Permian mass extinction. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 448, 26–38.

Dickson, A.J., Jenkyns, H.C., Porcelli, D., van den Boorn, S., Idiz, E., 2016. Basin-scale controls on the molybdenum-isotope composition of seawater during Oceanic Anoxic Event 2 (Late Cretaceous). Geochim. Cosmochim. Acta 178, 291–306.

 白亜紀C-T境界のMo同位体比を2つのセクションで比較、大西洋でローカルにMoの海水濃度が減少したと解釈している。要精読。


Fan, R., Gong, Y., 2015. Ichnological and sedimentological features of the Hongguleleng Formation (Devonian–Carboniferous transition) from the western Junggar, NW China. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 448, 207–223.

Fujisaki, W., Sawaki, Y., Yamamoto, S., Sato, T., Nishizawa, M., Windley, B.F., Maruyama, S., 2016. Tracking the redox history and nitrogen cycle in the pelagic Panthalassic deep ocean in the Middle Triassic to Early Jurassic: Insights from redox-sensitive elements and nitrogen isotopes. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 449, 397–420.

 犬山に露出する三畳紀の深海層を網羅的に分析した論文。AnisianのBlack claystoneに含まれるMoの濃度がかなり高め.


He, W., Shi, G.R., Yang, T., Zhang, K., Yue, M., Xiao, Y., Wu, H., Chen, B., Wu, S., 2015. Patterns of brachiopod faunal and body-size changes across the Permian-Triassic boundary: Evidence from the Daoduishan section in Meishan area, South China. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 448, 72–84.

Ivanov, K.S., Puchkov, V.N., Fyodorov, Y.N., Erokhin, Y. V., Pogromskaya, O.E., 2013. Tectonics of the Urals and adjacent part of the West-Siberian platform basement: Main features of geology and development. J. Air Transp. Manag. 31, 12–24.


 ウラル山脈周辺のテクトニクスをレビュー・図解した論文.石膏の堆積が促進したらしい.

Jin, C., Li, C., Algeo, T.J., Planavsky, N.J., Cui, H., Yang, X., Zhao, Y., Zhang, X., Xie, S., 2016. A highly redox-heterogeneous ocean in South China during the early Cambrian (∼529–514 Ma): Implications for biota-environment co-evolution. Earth Planet. Sci. Lett. 441, 38–51.

Kashiwabara, T., Takahashi, Y., Tanimizu, M., Usui, A., 2011. Molecular-scale mechanisms of distribution and isotopic fractionation of molybdenum between seawater and ferromanganese oxides. Geochim. Cosmochim. Acta 75, 5762–5784.

Ke, Y., Shen, S., Shi, G.R., Fan, J., Zhang, H., Qiao, L., Zeng, Y., 2016. Global brachiopod palaeobiogeographical evolution from Changhsingian (Late Permian) to Rhaetian (Late Triassic). Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 448, 4–25.

Li, M., Ogg, J., Zhang, Y., Huang, C., Hinnov, L., Zou, Z., Sciences, P., Sciences, P., Drive, M., Lafayette, W., Sciences, E., 2016. Astronomical tuning of the end-Permian extinction and the Early Triassic Epoch of South China and Germany. Earth Planet. Sci. Lett. 2016, 1–65.

Ma, X., Gong, Y., Chen, D., Racki, G., Chen, X., Liao, W., 2015. The Late Devonian Frasnian-Famennian Event in South China - Patterns and causes of extinctions, sea level changes, and isotope variations. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 448, 224–244.

Ozawa, K., Maekawa, H., Shibata, K., Asahara, Y., Yoshikawa, M., 2015. Evolution processes of Ordovician-Devonian arc system in the South-Kitakami Massif and its relevance to the Ordovician ophiolite pulse. Isl. Arc 24, 73–118.

Shen, S., Jin, J., Shi, G.R., 2016. Ecosystem evolution in deep time: Evidence from the rich Paleozoic fossil records of China. Palaeogeogr. Palaeoclimatol. Palaeoecol. 448, 1–3.

Guex, J., Pilet, S., Müntener, O., Bartolini, A., Spangenberg, J., Schoene, B., Sell, B., Schaltegger, U., 2016. Thermal erosion of cratonic lithosphere as a potential trigger for mass-extinction. Sci. Rep. 6, 23168.

 著者から送られてきました。いいところに論文出したぜCheers!というやりとり,いつかはやってみたい.
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# by stakahashi17 | 2016-03-31 17:04 | 論文紹介

今年もよろしくお願い致します。

今年もどうかよろしくお願い致します。

..って言うにはもう遅いでしょうが、よろしくお願い致します。

 卒論、修論の一通りが終わりました。

 頑張ったのは学生の方々なのですが、連日、ああだこうだと議論するのは刺激的なものです。

 独自のアイディアや一生懸命な姿勢は、こっちもポジティブな力をもらいますね。

 感謝です。

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# by stakahashi17 | 2016-02-06 16:30 | 所感