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阿部さんのこと


 年明けに阿部豊さんが亡くなったというお知らせを頂きました。
 
 不勉強なもので、阿部さんのことを知ったのは、実は、システム講座の面接を受けたときでした。
 「地質調査できる人募集」という要項を見て応募したものの、いざ詳しく受ける講座のことを調べてみると、宇宙だ、数値計算だと書いてあってこれはまずいぞ・・と思いながら上京したときのこと。

会場に車いすで現れた阿部さんにはじめてお会いして、出回っている書評や新聞記事にあるようにホーキング博士のようだなと思いました。

面接のときには、絶滅や地球上の激変は根本的に何が起因して起きているのか、どんな意味があるのか? スケールの大きな質問をしてもらったように記憶しています。
たしか、とても緊張してしどろもどろにそのときの自分の考えを話したように思います。


今、”阿部さん”なんて書いていますけど、東京大学に移ってきて、あたりまえですが周りはみんな”東大の先生”ですから、私なんぞが”先生”つけずにミーティングやセミナーで本当に呼んでよいのだろうかと最初は(今もか?)ドキドキしていました。

 東大に来てからの阿部さんとの思い出は、なんといっても講座メンバーで三陸ジオパークを巡った”システム合宿”です。
システム合宿の構想が周知されてから、すぐに阿部さんからメールで参加表明を頂いて、車いすで見学できる露頭のリストアップや宿泊先探しを通していろいろお話しました。あのときが、阿部さんと奥様の彩子さんとようやく話すことに慣れていったできごとかもしれません。
 合宿当日は、天気が悪くてご不便をかけてしまいましたが、10年ぶりに露頭を直で見たと喜んでもらえたことを覚えています。

岩手で行った合宿だったので、岩手のジオパーク関連の方々や私の母や祖父にも阿部さんが知られることとなり、
岩手の調査に出かけたり、実家に帰ると「阿部先生は元気か?」と聞かれるようになりました。
昨年の暮れにもリガクル片手の祖父にそんな話をされたところだったのですが、阿部さんの容態が急変しているなんて思いもしませんでした。

 私は、阿部先生にはじめてお会いしたときの質問にまだちゃんと答えられていません。
 これから研究を続けていったとしても、またしどろもどろになるだろうし、自信をもって説明できるかどうか分かりません。
 でも、少しはましな答えができるように精進していこうと思います。

阿部豊さんのご冥福をお祈りいたします。


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# by stakahashi17 | 2018-01-07 20:57 | 所感

タイムカプセルとあけると・・・。

今年は、アウトリーチでお話をする機会が多い年となりました。

先日は、NYS地球科学若手の会でお話をしてきましたし、今日は岩手県の清田小学校というところで出前授業です。

清田小学校は、一関市千厩町にある児童37人の学校です。残念ながら今年で廃校になってしまうそうです。

年度はじめに、校長先生から”出前授業に来ませんか?”とメールを頂いたときはびっくりしましたが、どうもうちの祖父が私の話をして紹介したそうで、「清田の地質なんて知らないよ〜」と思いながら承諾したわけです。

日程調整もなかなか大変で、小学校の夏休み直前なんてIGCP630でテンパってるし、12月なら何とかなりそうということで冬休み前のこの時期にして頂きました。

 テーマは、研究の話をしつつ今の仕事に就くまでのきっかけや努力、今の勤労観を話して欲しいということだったんですが、 ”むー、そんなことあまりマジメに考えてないかも・・”とか何とか考えながらも、祖父の家でむかしの資料を引っ張り出してきて考えてみました。

 自分に図鑑を買ってくれたこと、自然史博物館に出かけさせてくれたこと、講演会の壇上から降りてきて話をしてくれた先生、研究の方針を見守ってくれた先生、何度も英文を添削してくれた先生、たとえ先生が凹んでても楽しそうに研究する大学生、、、

 思い出をパワーポイントに反映させているうちに、これは地球史解読をテーマにした演題「地層はタイムカプセル」ではなくて、どうも自分のタイムカプセルを開けてしまったかもなぁ、と思ってきました。時折、こういう振り返りの機会が必要かもしれません。

 さて、出前事業当日、みんなを体育座りさせたまま退屈させては申し訳ないと思っていた心配はまったく必要なく、授業中の問いかけには元気な回答が返ってくるし、化石や岩石標本を触ってみたときのリアクションもとてもよく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 

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みんな元気に物怖じせずに喋る、これから学校が変わってもその元気と勇気があればきっと大丈夫でしょう。

充実した機会と元気をもらいました、大変感謝です。
そして、来週は高校生講座もやります!!

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# by stakahashi17 | 2017-12-20 11:49 | イベント

柿ピー食べ放題の放散虫のお祭り。

放散虫研究者の集まる国際シンポジウムInterRad15に参加してきました。
InterRadは、3年に一回各国持ち回りで開催される研究集会で、今回の開催場所は日本の新潟大学です。
93年に大阪で開催されたのち、およそ20年ぶりの日本開催だそうです。

松岡篤先生が代表を務めます。
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前半2日間は、特別シンポジウムが開催されました。
最初のトピックは”Paleoceanography of Tethys and Panthalassa”です。高橋がコンビーナを務めました。がんばりましたよ。
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SwissからPeter Baumgartner、アメリカ、イタリアでそれぞれ活躍中の池田さん、尾上さんの発表が続きました。
武藤君もこのセッションで発表、優秀発表賞をとりました。おめでとうございます。

この後も、日本海研究や形態学のシンポジウムが続きました。

懇親会のようすです。放散虫モチーフの記念グッズが配られました。大事に使わせていただきます!
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後半の日程ではレギュラーセッションとして、各国の放散虫の産出報告がなされました。コノドントもありましたけどねっ。

学会中、バイリンガル・トリリンガルな若手の活躍が印象に残りました。かっこいいですなぁ。
バイリンガル武藤君の今後の活躍に期待です。
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# by stakahashi17 | 2017-10-27 22:48

中国再挑戦へむけて。

中国雲南省への出張中、寒気がしてホテルで起きてからというもの、
口内炎から扁桃腺が腫れ上がり、喉が痛いし咳も鼻水もひどく、眼前には見事な地質が広がっているのにもかかわらず何とも体調的には辛い日々が続きました。

帰国してから、熱をはかってみると36.8〜37.5℃というなんとも微妙な体温だったもので、職場に出てしまい、いまだ1週間続いてもまだ症状を引きずっています。お医者さんには「お疲れで風邪引いたんでしょう」とも言われましたが、よくよく思い出してみると、以前に 浙江省〜北京に出かけたときも、出張の後半は海保先生と一緒に発熱して咳き込んでいたことを思い出しました。きっと、もともと気管支周りが弱いのです。きちんと用心しないとダメなのだということに改めて気づきました。

今回の調査出張は、ギリギリまでいろんなお仕事があったもので、準備が大分適当であったことも悔やまれます。学生のときはあんなに張り切って準備していた調査準備が、どんどん余裕がなくなって、考えが及ばなくなっているような気がします。

次回、中国(海外)に出張するに備えて、準備不足が悔やまれたものを挙げておきます。ほとんど、自分のための覚え書きですが、3月の海外巡検が初海外旅行になるなんて人は ぜひ高橋の失敗を参考にしてください。


日焼け止め・サングラス
「サングラスなんてかっこつけてっ」「男の子が日焼け止めなんてっ」と言わず ちゃんとした日焼け止めとサングラスを持参しましょう。
初日のホテルでサングラスをおき忘れてから、パソコン眼鏡でごまかして山登りをしましたが、やはり日差しがまぶしくて、いまだ目尻がひくひく痙攣してます・・。
 中国の露店でサングラスを買ってみましたが、次の日ににはフレームからレンズが外れて壊れる始末・・。高い買い物は国内で納得のいくものを入手しておくのが無難ですね。

常備薬
 以前にオーストラリアの砂漠ではわざわざ抗生物質を出してもらっていたのに、今回は大分なめてかかっていました。のどが痛くなってから、1日で風邪薬を切らしてしまいました。風邪薬、抗生物質、マスク、食事(特に油もの)が体にあわなかっときのために胃腸薬、ビタミン剤、口内炎の薬等、自分が疲れたり緊張したりしたときになりやすい症状のための薬は余裕をもった数を持ち歩くべきでしょう。今回体調を崩した際には、他の先生方に風邪薬やトローチを分けてもらいましたが、これがなかったらかなりキツイ旅行になっていたでしょう。 中国のドラックストアで薬を買ってみましたが、英語や言質の言語で症状を説明できるような準備(日−中、英−中 辞典、スマホのアプリが便利か)をしておくべきだったなぁと思いました。

あと、もうひとつ重要なこと。せっかく来たのだからと張り切ってしまう気持ちはあっても、体調が悪いときや、口に合わないものがでたときは、無理に飲んだり食べたりしないことです。おもてなしの気持ちでいろ〜んな辛い食べ物や強いお酒が出てくることもありますが、自分の身体が許容できる範囲を自覚して調整することは時には必要です。


海外巡検の本番は万全でのぞみたいなぁ、と思います。

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# by stakahashi17 | 2017-10-14 22:03 | 所感

中国雲南省、予備巡検

中国雲南省に行って参りました。
年度末に実施される学生巡検の下見が目的です。

みどころは、たくさんあります。
雲南省を東西に巡るだけで、地質時代の幅広い時代を堪能することができます。


巡検初日は、雲南大学と今後の協力について話し合うミーティングが開催されました。実際の巡検では、雲南大学と東京大学で合同で実施される予定です。

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カンブリア紀の大進化の証拠となるChengjian動物群の産地と博物館
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ジュラ紀の恐竜化石産地Lufeng
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Lufengの高速道路近くにある巨大テーマパーク、Dinosaur Valley
化石産地の上に博物館が作られています。全身骨格の標本も充実しています。
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新生代の砂岩層、Baoxianqi層の露頭
河川で堆積したと考えられる砂岩−礫岩層がなぜ標高2500m超の標高にあるのでしょうか? 
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インド大陸の衝突によりこの一帯が隆起したからだと考えられています。


来年の巡検をお楽しみにしていてください。


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# by stakahashi17 | 2017-10-04 23:32 | イベント